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国公立と私立音大の違いとは?

一般的に国公立の芸術大学は私立音大よりも難易度が高いと言われています。

なぜでしょうか?

基本的に国公立で音楽学部のある大学自体が少なく、また定員も私立音大に比べて少ないため、必然的に狭き門となってしまいます。

狭き門を突破するには当然ライバルよりレベルが高くなくてはいけません。

国公立で音楽学部のある大学は以下の通り。

  • 東京藝術大学(国立)
  • 愛知県立芸術大学(公立)
  • 京都市立芸術大学(公立)
  • 沖縄県立芸術大学(公立)

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学費の違い

知っての通り、国公立と私立では学費に大きな差があります。

国立大学は入学金・授業料が一律で定められており(2004年度からは決められた範囲を超えない程度で大学側が自由に設定できるように変更)、公立大学は県や市が設定しますが、おおむね国立大学と大差はありません。

一般私立大学と国公立大学での学費の差は近年狭まりつつあると言われていますが、音大の場合は例外です。

国公立では入学金を除いた学費が年間60万円弱で済みますが、私立音大では半期で100万円はかかると見て良いでしょう。

入試の違い

まず国公立と私立で大きく違うのが、学力試験です。

国公立大学はセンター試験を受験することが条件となります。

受験科目は国語と外国語の場合が多いのですが、最近では外国語と指定された科目のうち1科目を受ければよいという大学もあります(愛知県立芸大など)。

私立音大では国語と英語を指定される場合が多いため、国公立と私立を併願する場合は国語と英語を選択しておくと良いかもしれません。

選抜方法ですが、国公立の音楽学部では一次試験・二次試験の間に受験者の選抜を行います。つまり合格発表が2回あるということです。
(私が受験した当時は四次まであったのですが、廃止されたようです)

併願ですが、国公立・私立とも、日程がかぶらなければ併願が可能です。

しかし国公立の場合は、既に前期日程で合格し入学手続きをとってしまった場合、後期日程の大学を受験しても合格することは出来ません(入学手続きをとっていなければ可能)。

カリキュラムの違い

入学後のカリキュラムですが、これは国公立・私立とも大きな違いはありません。

クラシック音楽を専門的に学ぶ上で十分な内容が組まれていますし、どちらかが劣ると言うこともないでしょう。

環境の違い

これは個人的な意見が入ってしまうのですが、私立音大のほうが環境は充実しているように感じます。

もちろんレベルの高い学生の中で切磋琢磨できるという点では東京芸大など大きな魅力だと思うのですが、講師や練習環境の充実度というとどうなのかな、という感じですね。
やはり学費の差が環境の差を産んでいるのかな、という気がしなくはないです。

私は国公立芸術大学を出ていますが、私立音大では国立音大の講習会に参加し、入学後に桐朋学園大学のオーケストラと競演したことがあります。
そのとき感じたのはやはり環境がよさそうだなという点です。
大学所有の楽器ひとつをとっても良いものを使っているなと思ったし、練習室の多さにも目を見張るものがありました。
余談ですが学食も私立のほうがずっと安くておいしいと思うんです。。。

私立音大は生徒集めに必死?

近年の少子化と不況の影響か、どこの音大も入試の難易度を緩和しているようです。

国公立でも余分と思われる受験項目は廃止されましたし、私立では専攻によってソルフェージュの受験が不要となるなど、より実技重視の傾向になっています。

とくに私立音大はその授業料の高さがネックとなり、年々受験者数が減少する傾向に。

学費の問題をパスしているなら、私立音大が狙い目かもしれません。


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